11/10(sat)トチギ遊学 はたけの学校 秋

秋野菜の饗宴~焼芋と焚火のハーモニー~

『はたけの学校 夏』から三か月半。朝晩はすっかり冷え込んで秋も深まってきましたね。

有機農家、清水彰浩さんの有機野菜畑aki農園をお借りして夏とは違う『はたけ』の作物を学んで、収穫し、おいしく料理して食欲の秋をお腹いっぱいに楽しんできました。

 

 

最初に清水さんの案内のもと一同ハウス内へ・・・そこには「踏込温床」なるものが!!

およそ畳一枚大ぐらいの長方形の板のしきりの中に、落ち葉、わら、鶏ふん、水を混ぜて発酵させ発熱を利用するそうです。 石油も電気も使わずとってもecoな技術で、これから大注目です。

 

 

 

夏とは違った畑の作物たち。みなさんは秋野菜で一番好きな野菜はありますか?

 

僕のaki農園、一番のオシメンは「フシミアマナガ」。

 

そのままもぎ取ってパクリ。唐辛子の仲間ですが辛くなく、パプリカのように甘い。みなさんもぜひ注目して下さい。

 

 

 

そして、『はたけの学校 秋』の主役ともいえる焼き芋の準備へ・・・

まずは「もみ殻くん炭」を作ります。

 

火をおこし、もみ殻くん炭用の煙突(円すいの上に煙突が付いた物)をかぶせ、

その周りにもみ殻を山の様に集めて出来上がり~~

 

 

準備の後は、サツマイモ掘りへLet‘s Go( ^)o(^ )

 

清水さんの軽トラに乗り込んで少し離れた畑に出発。

 

ガタンコトン揺れながら秋風を感じ、爽快な気分でお楽しみのサツマイモ掘りへ!!

 

 

掘っている途中で折れないようにみんな慎重にサツマイモの周りを掘り進めていきます。

「あっ!!」という声もありましたが、

 

でっかいサツマイモにみんな「とったどぉ~~!!」

 

最高の笑顔ありがとうございます。

aki農園に戻り、料理班とサツマイモ班に分かれて収穫した野菜をおいしく料理しました。

 

サツマイモは洗って、濡らした新聞紙に包みその上からアルミでくるんで、サツマイモをもみ殻くん炭へ。

出来上がりも待っている間料理班と合流(^○^)

 

有機のご飯、野菜汁、サツマイモの柿和えサラダ、カブの浅漬け、春菊のおひたし。

 

どれもおいしく、最高のひと時!!

僕は清水さんの有機農法についてのお話が大好きです。

 

今回、印象に残っているのが「例え有機農法で作られた野菜だとしても、日々の生活でどんどん消費するような生活をしていては有機的ではない」

 

うーん、とても身につまされる深い言葉です。

外に出て焼き芋も出来上がり、思いもそれぞれ。

とても楽しく『はたけの学校 秋』の終わりのチャイムが鳴っていきました。

 

ご参加いただいた皆様、そして、毎回講師を務めてくださっているAKI農園の清水さん、 どうもありがとうございました。

 

  (ヤマモトシンゴ)

参加者の声

・たくさんのおいしい野菜と農のお話を聞きながら、大変楽しい時間を過ごす事ができました!午後の秋風に吹かれながらの焼芋最高。来てよかったです。

 

・初めてのことが多く、多くのことを知ることができました。

 

・はたけの学校 冬バージョンを楽しみにしています。


INFORMATION--------------

 

AKI農園

栃木県宇都宮市下荒針町2657-1


AKI農園のお野菜が食べられる【宅配野菜セット】
毎週または隔週で野菜セット(1週間分の野菜10品目程度)を、近隣の方には直接お届け、遠方の方には宅配便でお送りします。
○セット内容
  ・レギュラーサイズ(家族3~4人分) 2000円 ※宅配便は2400円
  ・ハーフサイズ(1~2人分)     1300円 ※宅配便は1700円

興味ある方は、以下までお問い合わせください。
E-mail: aki-nouen@krf.biglobe.ne.jp